ワイン&フォトギャラリーメンバーズワインプラントップページ




八ヶ岳高原はその冷涼な気候と周囲を取り巻く圧倒的な山岳景観・主要地場産業の酪農に由来する牧歌的風景により、環境温度に敏感なワインを理想的なコンディションで、また理想的なシチュエーションで「飲む場」として、日本で「最も適した場所」といっても過言ではありません。また温暖化により葡萄栽培適地も高標高地域に移動し始め、北杜市エリアでもワイン用葡萄栽培が試みられております。清里ワイナーズクラブでは今年も山梨県を代表するワイナリーの方々にご協力頂き、北杜市地域の宿泊・飲食店経営者の皆様やこの地を訪れた皆様に各社の名醸ワインを試飲していただく場をご用意致しました。清里ワイナーズクラブに属するホテルやレストランでは高原ならではの食材を生かした、ワインに良く合うおつまみを準備し、ご提供するとともに、各ワイナリー自慢のワインを味わっていただきます。是非この機会にワイナリーの皆様との交流を通して山梨のワインの本当の美味しさを実感していただき、山梨県産ワインに対する認識を新たにしていただければ幸いです。
【終了しました】
■ 会場/ホテル オーベルジュ特設会場(隣接草地) ※雨天の場合はレストラン ル・マリアージュ
■ 内容/山梨県内ワイナリー・生産者のワインの試飲と販売、シニアソムリエ小牧康伸氏によるワインセミナー、名刺交換及び交流会
■ 参加費/お一人様 ¥2,000 (*お料理の準備の関係上できるだけご予約ください。当日予約も可能です)
■ 協賛ワイナリー/麻屋葡萄酒株式会社・江井ケ嶋酒造山梨ワイナリー・株式会社シャトー勝沼
 ・スズラン酒造工業有限会社・中央葡萄酒株式会社ミサワワイナリー・本坊酒造(株)山梨マルスワイナリー
 ・まるき葡萄酒株式会社・モンデ酒造株式会社・大和葡萄酒株式会社
■ 主催/清里ワイナーズクラブ http://www.meadowscape.net/winersclub/
■ 協力/(有)久保酒店・コート・ドゥ・ヴェール・清泉寮・北杜ワインクラブ・萌木の村(株)・清里プチホテルグループ
■ お問い合わせ先/ホテル ハットウォールデン(木内) TEL 0551-48-2131 Email /walden@moeginomura.co.jp
 *お車でお越しの方は出来るだけ乗り合わせるなどして、飲酒運転等にならないよう十分ご配慮下さい




順調なツヴァイゲルトレーベ。




花芽も付きました。
2年目の試練。

■昨年初めて取り組んだワイン用葡萄の栽培。造成、植栽、管理と何もかも試行錯誤の連続で、ベト病や枯死などを経験しながら、それでも何とか冬を超した葡萄たち。2年目の今年、新たな試練に直面しています。一言でいうと「普通に成長しない」んです。特にシャルドネ、ピノノワール、ミュラートルガウが苦戦中。この冬はどこも暖冬で、まともに雪も降らず、葡萄の越冬には好都合かななどと思っていましたが、4月の寒さは尋常では無く、そんなことも影響しているのでしょうか。結果母枝から新梢が出ずに、昨年の結果母枝(つまり主幹)からかろうじてひょろひょろとした新梢が出ているものが多く、樹勢も芳しくありません。土壌や薬剤の無散布、冬期の低温、標高の問題等原因と考えられるものは多くありますが、何が問題か特定出来ないのが現状です。ビオ栽培危うし!ですね。そんな中で独り気を吐いているのがツヴァイゲルトレーベ。さすがに昨年も成長が早く、主幹も太くなっただけのことはあります。これといったトラブルも無く順調に新梢を伸ばしています。今年新たに植え付けた苗はシャルドネもピノも勢い良く育っていますが、初年度は葡萄そのものの力で成長出来、問題は翌年からの環境なのだと改めて認識した次第です。
これからはツヴァイゲルトレーベと比較的健闘しているメルローに期待をかけつつ他のものの頑張りも見守って行きたいと思います。 
更新日:2007.6.26
(H)




ミサワワイナリーの畑。




トンネルカーブの内部。




自然農法について語る金井さん。
山梨ワイナリー訪問記'07。

■昨年に引き続き山梨県内のワイナリーを訪問するシリーズ、今回は6月18日に北杜市明野町の「ミサワワイナリー」、甲州市勝沼の「まるき葡萄酒」、山梨市万力の「金井醸造」を訪ねました。また番外として甲州市が管理する「トンネルカーブ」の見学も合わせて行いました。
「ミサワワイナリー」さんは北杜市に立地するということもあって、親近感もひとしお。早い時間から無理をお願いし、副社長の酒井さんにご案内いただき、まずは畑を拝見しました。茅ケ岳山麓にある広大な畑は完璧に管理され、さすが三澤さん!
というのが第一印象。もう少し周囲が整ってくれば、南アルプスの大障壁に対峙する美しい風景が期待出来そうですね。今後は甲州種の垣根栽培にもチャレンジするとのこと、醸造場見学やテイスティングも含め、酒井さんの熱い想いが伝わる訪問でした。その後高速を使い勝沼に移動。少し早い昼食は「ほうとう・うどん」の「皆吉(みなき)」でとりました。ここでちょっとしたハプニング。日頃大飯喰らいの男性諸氏、大盛りを注文したのはいいのですが、何と普通盛りが通常の大盛りサイズ。とすれば大盛りの凄さがお分かりいただけるでしょう。結局数名が完食断念と相成りました。午後はトンネルカーブ見学から。同行の舩木萌木の村社長のはからいで市の職員の方がわざわざ出向いて案内して下さいました。特別に奥の方まで歩かせていただき、図らずも個人のそうそうたるコレクションの一端を垣間見ることが出来ました。それにしても通年12〜14℃に保たれるという天然のカーブ。うらやましい限りです。今後も周辺整備が進むそうです。観光名所としても注目が高まりそうですね。「まるき葡萄酒」さんでは地下セラーに保存されている10万本(720ml換算)の甲州の古酒が圧巻でした。30年以上もほこりをかぶった一升瓶はどんな夢を見ているんでしょう。またテイスティングルームはとても広く勝沼の町が一望出来る気持のいい場所でした。特に古酒の飲み比べは中々贅沢で印象的な体験をさせていただきました。最後に訪れたのは「金井醸造」さん。最初にフルーツ公園下のメルローの畑でお話を伺いました。ビオディナミ農法なども取り入れた栽培に取り組まれている金井さんのチャレンジする姿勢に一同感心しきり。その後試飲させていただいたワインもどれも個性的で心なしか自然でやさしい味わいに感じたのは私だけでは無かったようです。夕食は甲斐市の「カブーロ」でいただきました。閑静な住宅街にある南欧風の外観のシックなお店でした。店内もシンプルで気取りのない雰囲気。お料理は店鋪の印象通りシンプルで量も多く大変満足感がありました。こうして夏前の貴重な研修の一日は終わり、一同昼といい、夜といいはち切れんばかりのお腹を抱えて帰途につきました。
更新日:2007.6.19
(H)




自己紹介の様子。一番奥が小牧さん。
「自然派」はやはり凄かった。

■久し振りの勉強会。今回は「自然派ワイン」特集でした。
強力な低気圧の接近にともなうあいにくの雨模様の中、大泉の「方方亭」に参集したメンバーは12人。今回は親睦会も兼ね、北杜ワイン倶楽部から小牧さん、上村さんの2名と久保酒店から久保さんにもご参加いただきました。
ワインはまず「ドメーヌ・ソガ」の「ゲヴェルツトラミネール2003」。小牧さんいわく、ドイツのフランケンのような味わいの印象だそうです。今回は世話役なので殆どのワインをまともに味わうことが出来ず(量も)、微かな印象しか残っていませんが、以外とドライながらしっかりした果実感が感じられました。次はロワールの「ルメール・フルニエ」のA.Cヴーヴレイ「ラ・フォリエール2003」。こちらはシュナンブラン種のアップルリキュールのような芳醇な香りと滋味溢れる味わいが大変好評でした。3本目からは赤。まずはわが山梨の誇る「金井醸造場」の「シャトーキャネー・メルロー2003」。こちらは私の秘蔵ワインで、色・香り・味わい共にブルゴーニュ的ニュアンスが感じられる、エレガントさが身上のビオワイン。大好評でした。続くは話題のロワールの奇才「クロード・クルトワ」の「ラシーヌ2001」。カベルネやマルベック等のブレンドでSO2無添加。予想に違わず刺激的な味わいでした。その後再び「ドメーヌ・ソガ」の「ピノノワール2004」が登場。こちらも端正に作ってあり、日本のピノとしては出色の出来ではないでしょうか。そしていよいよ真打ち「マルセル・ラピエール」の登場です。「モルゴン2005」。SO2無添加、ビオディナミ栽培、まさに自然派ワインの象徴とも言えるワインです。という先入観にどっぷり漬かりながらの味はというと、まずピュア。その次にも再びピュア。色、香り、味わいがとにかくきれいでいかにも健康的。しかしこの辺りまで来ると、酔いも手伝い座の盛り上がりも最高潮。だれもワインに集中していなかったのが少々残念。もう少しじっくり味わいたいワインでした。最後に上村さんのお土産のシャプティエ(残念ながら銘柄失念!)のフルボディで閉め、まさに「自然派」を堪能した一夜、となりました。吉田さんのお料理も、いつもながらのリッチな味とボリュームでワインとの相性も素晴らしく、皆さん大満足でした。
更新日:2007.2.23
(H)




前菜。左上の半月形の一品が猪のリエット。




猪と野菜のグリエ。バルサミコとバジルペーストのソース、
スライスパルミジャーノと松の実のトッピング。
「ジビエプラン」始まりました。

■今年度始めてのワインプラン「甲斐の赤。ジビエの冬。/清里高原・冬の幸と山梨ワインプラン」が始まりました。
「ジビエ」(狩猟による鳥獣肉)は日本の食卓には余り馴染みのない食材ですが、ヨーロッパなどでは古くから食され、狩猟の季節になると多くのレストランでジビエメニューが追加されるのを楽しみにする人々が多いそうです。
ここ八ヶ岳高原でも近年鹿や猪の数が増え、農作物や樹木を荒らす害獣として駆除されるケースが多く、その食肉が出回る機会が多くなりました。元々家畜とは違い自然にある餌を食べている野生動物は癖が強く、その味わいに負けない、あるいは良く似た個性のワインを合わせることになっています。
個性の強いローヌやブルゴーニュが一般的ですが、グラーブの赤(オーブリオン!)など血の味の濃いジビエにはベストマッチな気がします。しかし今回はあくまでも山梨の赤。近年成長目覚ましい甲州のワインですが、ジビエに似合う赤が見つかるでしょうか。答えは是非実際に味わってみてご確認下さい。

ジビエレポートVol.1
左の写真はホテルオーベルジュのジビエメニューです。前菜には猪のリエットが添えられ、メインは猪と野菜のグリエです。グリエの方は香ばしさの中に独特のゲーミーさと凝縮された旨味が溢れ、この時合わせた丸藤葡萄酒の「ルバイヤートメルロー」と素晴らしいハーモニーを奏でました。
オーベルジュさんではこの他に八ヶ岳産の鹿肉のストックも多いので、予約して味わうのもいいでしょう。
(写真は¥4,725のランチ/他にスープ、パンまたはライス、デザート(今回は2種類のフルーツムースでした)、コーヒーが付きます)
更新日:2007.1.24
(H)




県営牧場よりの元旦富士。
明けましておめでとうございます。

■八ヶ岳を始め白銀に輝く甲斐の峰々を鮮やかなモルゲンロートに染めて、おだやかに新年が明けました。
振り返れば様々な出来事があった2006年。ワインに関わることとしては、春と秋に行ったワイナリー巡り。夏前には新たな取り組みであった「山梨ワインフェア2006」。そして何よりワイン用葡萄の栽培試験を始めたことは特に印象深い経験でした。また新たに多くのワインを飲む機会に恵まれ、それを通じて多くのワインに関わる人々との交わりを得られたことも大きな喜びでした。

2007年、この新たな年には何が待っているんでしょうか。そして私たちには何ができるのでしょう。
まだまだ混迷の中にある地域経済や産業。困難を数え上げれば切りがありませんが、その分チャレンジすべきことも倍してあるはずです。
昨年以上に山梨や日本のワインの理解に心掛け、その魅力の啓蒙に努力することはもとより、飲食環境やシュチュエーション整備の提案にもさらに積極的に取り組んでいくことが求められる一年となるでしょう。
葡萄栽培も「とりあえず植えてみた」初年度とは違い、多くの課題に満ちた一年となりそうです。
とにかく始まったばかりの2007年、変貌する地域のひいては日本のワイン産地にとってより良き年とならんことを祈る新春です。

(2006年秋のワイナリー巡りの様子はこちら)
更新日:2007.1.4
(H)