初冠雪直前・滑り込みの八ヶ岳三座縦走

14日には八ヶ岳も初冠雪。

その前日に下山した八ヶ岳三座縦走はめまぐるしく変わる天候に翻弄されながらも、深まりゆく秋と初冬の稜線を満喫いただいた充実したガイド山行となりました。

8月下旬に予定した白馬岳登山が度重なる台風や秋雨前線の停滞で延期を繰り返した末の八ヶ岳転進でしたが、ゲストの皆様全員が初赤岳のプレッシャーの中、視界のきかない登高の最後に奇跡のように晴れ渡った山頂に感激頻り。
ひと際高く聳える富士の頂きが雲海に浮かぶ小島のように遠望できたのも印象的でした。

この時期まで辛抱強くお待ちいただいたゲストの皆様。
本当にお疲れさまでした。

 

台風24号で氾濫した柳川。流出した橋の箇所には登山者用の仮設橋が架けられてました。

霧に覆われた林道を歩きます。車が来る心配が無いのでのんびりです。

北沢沿いの林道脇には大量の倒木が無惨な姿に片付けられていました。

堰堤広場下流の河原も林を浸食して3倍くらいに広がっています。今回の台風被害の甚大さを物語っています。

堰堤広場先の橋のたもと。沢沿いには通行できません。

普段は使われることの無い巻き道を行きます。地図には載っていましたが、今回始めて歩きました。

所々荒れているのでロープが張られていたりします。

落葉がきれいな場所も。

オガラバナです。

ムラサキミズゴケでしょうか。

区間によっては未整備な旧道がそのまま利用されているので通過には注意が必要です。赤岳鉱泉に近づくとようやく道が安定してきました。

フジノマンネングサ。

スギゴケの一種。

鉱泉下部の橋も流出していました。新しい仮設橋から撮影。

鉱泉ではアイスキャンディーの骨格の組み立てが始まっていました。

ここでランチタイム。差し入れのケーキと栗の渋皮煮。

コーヒーをお入れしました。じっとしているととにかく寒い。

ジョウゴ沢の橋も流されていました。右は仮設橋。

赤岩の頭からは強風と寒気。ここが一番辛かったと思います。

苦しい登りが続きます。

硫黄岳山頂は5分で撤退。

ガスの中から大同心だけが顔を覗かせました。

爆裂火口もこの状態です。

硫黄岳山荘に到着して一安心。夕食のメニューが変わっていましたね。

これが無ければ人生はモノトーン。この後皆さんと白ワインのフルボトルを楽しみました。

翌朝は晴れました。雲海の上に浮かぶ中部山岳の山々。

いよいよ横岳の核心部へ。

奥の院直下の鎖場。

横岳主峰にて。これで二座制覇。

梯子を下りたり。

鎖場を通過したり。

紅葉したイワウメも風情がありますね。

赤岳とツーショット。この後主峰はお隠れに。

最大の難所鉾岳のルンゼを下ります。

そしていよいよ赤岳へ取り付きます。

何と山頂では青空が迎えてくれました。正直者の特権でしょうか。風もなく暖かい山頂、いつまでも居たい程の心地よさです。

権現方面は雲の中。そして彼方には富士が浮かんでいます。

下山は文三郎道を下りました。赤岳の西壁が幻想的でした。