八ヶ岳の山麓、清里高原の森に佇む南アルプスの峰々と富士を望む窓辺で
これまでに登った山のエピソードや日常の雑感、趣味の世界などを徒然なるままに綴った
八ヶ岳山麓の登山ガイド事務所「フォレストフィールズ」のブログです
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撮影日

今日は撮影日。

来期からスタート予定の公募ツアー、「フライフィッシング入門」の告知画像に使うイメージ写真を撮りに、近所の渓谷へ出かけました。

なぜこの時期かというと、ストックのある写真はデジタル以前のポジフィルムのものばかりで、おまけにイメージ写真にはほど遠い、自慢げに並べられた岩魚が一緒に映ったものがほとんど。
デジタル時代になってからほとんど釣りしてないということが判明したわけです。

つまり使える写真がなく、とはいえ告知は早くしたいということで、いわば苦肉の策。
冬枯れの風景の中でもアングルを工夫すれば何とかそれなりに映るものです。

ただデジタルにしてからマクロレンズを買ってないので、フライのアップ写真は上手く撮れませんでした。
余裕ができたら、撮影機材もしっかり揃えたいですね。

FFshin.jpg
手前の枯れ葉がリアルな季節を感じさせますが、まさか冬とは思わないでしょ。

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ドライフライ3種。アダムスやクイルゴードンは滅多に使うことはないけれど、スタンダードフライならではの品格を感じます。

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カディス、ハンピー、ウルフパターン。昔はウルフの10♯ぐらいでもいくらでも釣れたな。
八ヶ岳便り
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紅葉の雲取山

11月の初めには雲取山をご案内しました。
掲載を忘れていたようなので遅ればせながらのアップです。

雲取は三年振り。
以前は12月中旬のツアーだったので、いつも初日は中々タフな行程だったのですが、今回は雪も無く紅葉も最盛期。何とか明るいうちに雲取山荘に着くことができました。
12月ですと最後の1時間ぐらいは真っ暗闇の中ヘッデン頼りに歩くことになります。
加えて膝下ぐらいの雪をラッセルに近い状態で歩いたこともありました。
まあ過ぎてしまえば美しい、といった思い出です。

翌日も快晴。
山頂からは富士を始め周辺の山岳が遥か先まで見渡せました。
ちなみに雲取山の標高は来年と同じ2017.1m。
新年の元旦と同じとあって、年賀状に使う写真を撮る登山者でごった返していました。

下山はいつも通り展望のいいなだらかな尾根路と、足に優しい整備の行き届いた林間の登山路を最盛期の紅葉を愛でながらのんびりと下りました。

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霧藻が峰にある秩父宮ご夫妻のレリーフ。

ryoukamitenbou.jpg両神山を始めとする北面の展望。白馬まで見えました。

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お清平を過ぎるとこのコース一番の急登が始まります。

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無人の白岩小屋。内部は解放され、いざという時には頼りになります。

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雲取山頂。登山者も朝日に赤く染まります。

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富士山もこの通りすっきりと展望できました。

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下山道は紅葉の中を気持ち良く下ります。
ガイド日誌
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石空川渓谷

日曜日はご常連の仲良しグループをご案内して石空川渓谷の最深部にある「精進ヶ滝」へ行って来ました。

幸い穏やかに晴れ上がり、絶好の行楽日和。
日差しも温かく、乾燥した大気は汗ひとつかかせてくれません。

紅葉は既に最盛期を過ぎていましたが、散り残った木々の葉を透かして午後の日差しが黄金色に輝いていました。

一の滝.jpg
一の滝の前で。

二の滝.jpg
二の滝。豪壮です。

無名滝.jpg
鉄の階段橋から見た無名の滝。

サワグルミを見上げて.jpg
紅葉したサワグルミの樹を見上げて。黄金色の世界。

落ち葉を踏んで.jpg展望台目指して落ち葉を踏みしめます。

精進ヶ滝.jpg
精進ヶ滝。落差121mを誇ります。生憎陰の中に埋もれていました。

帰路.jpg
西日を浴びて帰路につきます。
ガイド日誌
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尾瀬と至仏山

上州トレッキング、二日目は尾瀬ヶ原から至仏山へ。

前夜沼田の道の駅から雨の中を飛ばして鳩待ち峠で車中泊し、早朝尾瀬に向けてスタート。
濡れて滑りやすい木道を延々と下ります。
それにしてもこの木道、東電が所有者として整備しているせいか、上り下りをはっきり分けて滑りにくく工夫されています。

一時間ほどで山の鼻着。
シーズンオフの整備工事が始まっているらしく、人夫の方々が既に作業の準備を始めていました。
それを横目にまずは湿原へ。牛首付近のベンチまで足を伸ばします。
ここで朝食タイム。見渡す限り誰もいない晩秋の尾瀬の一角を独占して贅沢なフレンチブレックファーストをゆっくりと楽しみました。

これから至仏山の登りがあるので湿原はここまで、ようやく人の姿が増え始めた頃合いを見計らって腰を上げます。
一旦山の鼻のビジターセンターに寄りレンジャーから情報収集。
そうこうするうちに予定時間を大幅に超過したので、至仏山に向けて出発しました。

こちらの登山道は湿原の木道とは違い、わりに未整備です。
しばらくは樹林帯の砕石が敷かれた悪路を行き、森林限界を抜けると有名な蛇紋岩帯に入ります。
岩によっては靴底で磨かれ、滑りやすい箇所もありますが、登りなので特に問題なく歩を進めることができました。
やがて階段状の木道が出て来ると後はひたすら頂上を目指すだけです。

相変わらず快晴の気持ち良いコンディションの中、コースタイムを大幅に短縮して山頂着。
上越国境方面だけは稜線付近に雲が掛かって山座同定が難しい以外は素晴らしい山岳展望を楽しみました。
シーズンも終わりに近いとあってか、好天にも関わらず山頂には4組ほどの登山者のみ。
それぞれにゆっくりと穏やかな時間を過ごしていました。
昼過ぎには鳩待峠へ戻る予定なので、40分ほどの滞在で下山にかかります。

前方に上州武尊を眺めながら蛇紋岩の滑りやすい登山道を慎重に下り、予定よりトータルで一時間ほど遅れて車に戻りました。

今回は予想外に好天に恵まれ、またあまり縁のない上州の山を訪ねることができて、新鮮な感動と新たな意欲を感じるいい機会になりました。
時には日常からは慣れた完全なオフを取ることはとても大事ですね。

ただ谷川岳の西黒尾根といい、至仏山といい、特に急ぐ必要も無いのにコースタイムを上回る速度で登ったのが祟り、しっかり右膝を痛めたのはあまり有り難くない上州土産といったところでした。
(10/26)

鳩待峠.jpg
鳩待峠の登山口。東電の所有地にある。

山の鼻への木道.jpg
山の鼻への木道。天然カラマツが立派だ。

燧へと続く木道.jpg
湿原を貫く木道。典型的な尾瀬の風景。

朝食.jpg
池塘脇での朝食。至福の時。

湿原より至仏山.jpg
至仏山側を遠望。

ビジターセンター.jpg
ビジターセンター。この他尾瀬沼にもある。

至仏階段.jpg
山頂へと続く階段。

湿原遠望.jpg
登路途中で湿原を俯瞰。

谷川を望む.jpg
前日痛い目にあった谷川岳方面を望む。

山座同定.jpg
山座同定も欠かしません。

至仏山頂標.jpg
立派過ぎる山頂標識の脇で。

武尊遠望.jpg
帰路正面には上州武尊。

谷地.jpg
途中にある規模の小さい湿原。

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笠ヶ岳。

下山口.jpg
無事下山。

ブナ紅葉.jpg
笠科川沿いの紅葉が素晴らしかった。
登山日誌
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谷川岳

久し振りのまとまった休日。
上州の山を歩いてきました。

初日は移動日。
道の駅で車中泊し、快晴の翌朝西黒尾根から山頂を目指します。

ブナの紅葉が最盛期の樹林帯を抜けるとラクダのコブの岩場。
ここからは山頂までの登路が見渡せますが、早くも山頂付近は雲の中に隠れ始めました。

滑りやすい蛇紋岩の岩場を抜ける頃には強風とガスの只中に。
生憎トマの耳もオキの耳もガスガス。
おまけに気温も急激に下がり始め、体感温度はマイナス10℃ぐらいに。
予定した一ノ倉岳往復は諦め早々に下山しました。

内心天気が持てば清水峠あたりで避難小屋に一泊し、馬蹄形周遊も目論んで、装備も持っていたのですが、残念ながらこちらは次回に持ち越しです。
花のきれいな時期に是非再チャレンジしたいですね。

西黒登山口.jpg
西黒尾根登山口。

西黒尾根紅葉.jpg
山腹の紅葉が美しい。

ブナ.jpg
ブナもこの通り。

西黒岩場.jpg
ラクダのコブあたりの岩場。

雲掛かる山頂.jpg
そろそろ山頂に不穏な雲が。

指導標.jpg
天神尾根分岐の指導標。

山頂SP.jpg
トマの耳にて。

エビノシッポ.jpg
早くもエビのシッポです。

オキノ耳.jpg
最終到達点。

土合駅.jpg
帰りがけに土合駅にも立ち寄ってみました。
登山日誌
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紅葉を探して

近々に予定されているHP取材ガイドの下見を兼ねて、中々進まない紅葉の状況を見に尾白川渓谷へ。

現時点ではほんのり染まっているだけ。
やはり今年は遅いですね。

何とか後10日ぐらいで最盛期を迎えて欲しいものです。
(10/20)

千が淵.jpg
千ヶ淵です。相変わらずきれいな渓相です。

きのこ.jpg
このキノコなんでしょう?

三ノ滝.jpg
三ノ滝。後ろの山腹の染まりもまだまだ。

旭滝B.jpg
旭滝。この写真を撮るのはちょっと大変。

百合が淵.jpg
百合ヶ淵。一度全貌を見てみたい。

神蛇滝.jpg
神蛇滝。いい写真を撮るのは難しい。

ナギナタタケ.jpg
ナギナタタケです。一応可食です。

ハネゴケ.jpg
ハネゴケでしょうか。

看板.jpg
エコパークに認定されてからこんな看板が立つようになりました。

マット.jpg
足拭きマット。但し億場所がちょっと…。

登山届け.jpg
渓谷道は思ったより遥かに危険です。これも一理あります。
八ヶ岳便り
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ガマルート

18日は所属するガイド協会の研修日。

雨後の清々しい青空の下、久し振りにロープに触れてきました。

廻目平の紅葉は例年並み。
他の低調振りに比べてひと際見事でした。

屋根岩.jpg
朝の屋根岩。

背負い.jpg
負傷者を背負っての引き上げの練習です。

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ガマ岩を懸垂中のH氏。

システム.jpg
引き上げシステムの確認をしています。

ガマルート.jpg
各自1本づつガマルートをトレースしました。

白樺紅葉.jpg
林道沿いの白樺がきれいでした。
八ヶ岳便り
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カヤトの山

12日は所属する自然ガイドクラブの公募ツアー。
カヤトの広がる好展望の山を歩いてきました。

ここ暫くで最も気持ちのいい晴れ間が広がり、乾燥した秋の空気が感じられる心地よい山行でした。
時にはこんな名もない山もいいものです。

八ヶ岳遥か.jpg
彼方には南八ヶ岳と蓼科山がくっきり。

カヤト斜面.jpg
樹林帯を抜けてこんな斜面を登ります。

キノコ鑑定.jpg
偶然見つけたキノコの鑑定をしています。

山頂.jpg
三角点のある山頂で。標識もありません。

調理.jpg
昼食はキノコ汁。

キノコ汁.jpg
キノコ嫌いも完食の美味しさ。
ガイド日誌
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星屑とクリタケ

昨日は師匠とツアーの下見。

黒曜石の採取遺跡から二つの山を巡りました。

どちらもほぼ道なき道を行く藪山。
ちょうど前線通過のタイミングで降られたり、吹かれたり。

お陰で風邪をこじらせ、今日は病院で薬を処方してもらうはめに。
さては帰りに出くわしたキノコの祟りか、と思わせるほどの大収穫のおまけ付きでした。

虫倉山.jpg社.jpg高松山.jpgクリタケ.jpg師匠.jpg
八ヶ岳便り
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日向山

甲斐駒ヶ岳開山200年記念の関わりで広報用の写真を撮影に日向山へ。

台風前の晴天に間に合い、穏やかな半日を過ごしました。
ただし下山後風邪を引き込んだのは不甲斐ないおまけ。
現在発熱中。

マムシ.jpg
マムシグサの実がきれいです。マーブルチョコレートのよう。(古い?)

林道木漏れ日.jpg
林道を覆う樹々もまだ緑です。

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鞍掛山も望めました。

甲斐駒秋色アップ.jpg
紅葉に染まる甲斐駒のアップ。それにしても端正な山の面貌。

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林道を詰めた登山口にある錦滝。冬期はアイスクライミングのゲレンデになるとか。

日向山から甲斐駒.jpg
日向山山頂からの甲斐駒ヶ岳。

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雁ヶ原越しに望む八ヶ岳。

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山頂に到着したばかりの登山者から歓声が上がっていました。
八ヶ岳便り
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